日々現状維持

日暮れて道はなし

プロフィール

七橋綴(ななつ☆)

Author:七橋綴(ななつ☆)
大学生:♂
2013年―――気づけば今年誕生日を迎えると四捨五入で30歳
地獄の業界、SE業。
NEETになりたい(迫真)

カウンター

宣伝/広告


ブログ内検索

presentsed by nanatu

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


春と修羅

ふと、深海作品の映像や書籍を見ると、
未だに、「小説版 雲の向こう、約束の場所」を思い出します。

作品自体、映画の中で語りきれなかった部分を補完しつつも、
終盤に至るまでの各キャラクターの新しい物語も綴られていて、
『小説版』とはいえ、これ一冊でまた一つの『雲の向こう、約束の場所』だと思います。


で、

これほどまでに、僕がこの本を気に入ったのは
物語の最後に登場する、宮沢賢治の小岩井農場(春と修羅)の一文を読んでからでした。

   なんべんさびしくないと云つたとこで
   またさびしくなるのはきまつてゐる
   けれどもここはこれでいいのだ
   すべてさびしさと悲傷とを焚いて
   ひとはとうめいな軌道をすすむ

佐由理が浩紀の元を離れた話の最後に、この一文はすごく考えさせられました。

とりあえず、この本と。舞城王太郎の「好き好き大好き超愛してる。」を超える本にまだ出合えていません。
スポンサーサイト