日々現状維持

日暮れて道はなし

プロフィール

七橋綴(ななつ☆)

Author:七橋綴(ななつ☆)
大学生:♂
2013年―――気づけば今年誕生日を迎えると四捨五入で30歳
地獄の業界、SE業。
NEETになりたい(迫真)

カウンター

宣伝/広告


ブログ内検索

presentsed by nanatu

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


薬袋の言葉遊び


えにし――――きっと平仮名で書かなければ分からないようにと、
コーヒーを飲みながら薬袋梢が語り始めた。
設楽さんと声を掛けられたのは深夜の二時。
さんざん帰れと忠告したのだろけども、薬袋の体制は変わらずに本に向かっていて、
今回も虚誕な嘘を吐きに吐いて終電を逃し、とうとう我が家に住み込むつもりだろうか。
「設楽さん生ビールが飲みたいです」
確かに退屈な日常ではなくなったものの、彼女の物言いは時に唐突で飛躍したものが多かった。
ちなみに彼女のおざなりな言葉は嘘のように捉えられるけども割と本気の事が多い。
「いや生ビール飲めないだろ」
「そうですね、冗談です。ただ字面を合わせたかっただけなので」
「字面ってなんだよ。とりあえず、コーヒー淹れるけど薬袋も飲むよな?」
「そうですね、ありがとうございます」
薬袋は本から目を離した。

「取りあえず、今日の目的は果たしました」
「なんの目的だよ」
「それは言えません、けど今日じゃなければならなかったので」
薬袋は本に栞を差し込み目元を緩めた。
「そう、えにしって漢字で書くと絶対にグリーンの方を連想しますよね」
「そうだな、それにどちらかというと”えん”の方が思い浮かぶかも」
「確かにそうですね、つまり”えにし”や”えん”って外側から見ただけじゃ、えんがあるってわかんないんですよね」
「ま、そうだな」
「それが今回の落ちです」
「いや、落ちてない上に、何がしたかったのかもわからない」
「分からない人には分からないものです、コーヒーのお礼を言った時点でもう終わってました」
薬袋はまた栞が挟まれたページを開いて、小説を読み始めた。



今回のぽすとすくりぷと というかノーヒントなヒント

今回はフォントを”MS ゴシック"にしてみました。"MS Pゴシック"じゃないところが味噌。
薬袋の最後の言葉が今回の目的の終わりを示してる。

※この記事は個人的な趣味というか思いつきで書いているので、
 ほぼ意味不明な物語となっています。
 この記事の意図が分かった方は察しが良い人かと。
スポンサーサイト